【やらないと後悔】YouTubeチャンネルの開設前にやるべき4つの準備
”YouTubeを始めたいけれど、何から手をつければいいのかわからない…”こんな悩みをお持ちではありませんか?
チャンネル開設の目的は人それぞれです。個人の場合は趣味や副業、法人の場合は人材採用や集客などが主な目的として挙げられます。
しかし、これらの目的はまだ解像度が低い状態です。このままの状態でYouTubeを始めると、取り返しのつかない失敗を招く可能性があります。
よくある失敗例は、周りがYouTubeを始めているからという理由だけで勢いに任せて動画投稿を始めてしまうケースです。
このようなケースでは、よく以下のような巻き返しの難しい末路をたどります。
・方向性がブレて更新できなくなる
・意欲が低下して投稿しなくなる
・チャンネルを立て直す必要が出る
YouTubeを始めてすぐに後悔するのであればまだ軌道修正が可能ですが、しばらく運用を続けた後に後悔が訪れると、その分ダメージが大きくなり、そのまま諦めてしまいやすくなります。
こうなってしまうと、せっかく費やした時間が無駄になってしまうため、できるだけ事前に回避することが重要です。
そのためには、正式にチャンネルを立ち上げる前に、今回ご紹介する4つの準備を行う必要があります。
伸び悩んでいませんか?
「自社でYouTubeを運用してきたけどなかなか成果につながらない。いっそのことやめる選択をした方がいいのかも…」というお悩みを抱えていませんか?
とはいっても、ほとんどの企業がYouTubeをやっているし…
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準備1:YouTubeでの成功可能性
YouTubeを始めたいと思うからには、何らかの運用目的があるはずです。では、その目的はどのようなYouTubeチャンネルで叶えることができるのか。
その具体的なイメージを持っていなければ、最悪の場合、どれだけ努力しても目標を達成できないことがあります。
そうならないためには、まず「戦う領域の規模」を想定することが重要です。
戦う領域の想定とは
戦う領域の想定について、以下の具体例を用いて解説します。
目的 |
魚をたくさん食べて満腹感を感じること |
目標 |
そのために体長50cm以上の魚を5匹釣り上げること |
Question
目の前に池が3つあり、自分には池を選ぶ権利のみがあると仮定すると、どのような行動をとるか
皆さまなら、目標を達成するためにどのような行動をとるでしょうか。
おそらく、体長50cm以上の魚が5匹以上いる池はどれなのかについて調べるでしょう。
しかし、一言で調べると言っても、池は広いうえに水の中が見えるわけでもないので、なかなか把握するのは難しいです。
そんな時、もし池に関する正式な情報が公にされていたら、魚の種類、種類別の平均体長、魚の数などを調べて、50cm以上の魚が5匹以上いる可能性が高い池を推測するでしょう。
もし正式な情報が出ていなくとも、その池に詳しい地元の漁師に聞き込みをして、可能性を推測するでしょう。
これが、戦う領域の規模の想定になります。
戦う領域の規模を想定する方法
戦う領域の規模をイメージするためには、以下3つの情報が必要になります。
❶ その市場における全体人数
❷ ターゲットの人物像の割合
❸ 今後ターゲットになりうる層の割合
それぞれ具体例を用いて解説いたします。
その市場における全体人数
例えば、自社が敏感肌の男性向け化粧水を販売している会社だとします。
日本人男性のうち化粧水を利用している割合を30%とすると、男性の化粧水市場の人数は、日本の人口1.2億人×男性の割合50%×30%=1800万人になります。
さらに、化粧水を利用している男性のうち5%が敏感肌だとすると、敏感肌の男性向けの化粧水市場は1800万人×5%=90万人です。
しかし、今回はYouTubeを使って目的を叶えたいため、90万人のうちYouTubeを見る層がどの程度いるのかを知らなければいけません。
YouTubeの国内利用率は90%、さらにそのうち1週間以内に1回以上視聴するアクティブ層は90%なので、90万人×90%×90%=約70万人がYouTube上での市場規模になります。
ターゲットの人物像の割合
約70万人という数字は市場全体の人数なので、ここからさらに「アプローチしたい人物像」に該当する層を絞らなければいけません。
例えば、自社の化粧水の正体が「メンズメイク前につける保湿用」で、主に敏感肌の10代から20代に使われているとしましょう。
目的は、化粧水の購入につながるようなYouTube運用なので、狙うべき人物像の規模は、70万人という数字に10代と20代の割合、そしてメンズメイク層の割合をかけた数になります。
10代と20代の割合をおよそ20%、メンズメイク層の割合を5%とすると、アプローチしたい人物像の規模はおよそ7000人になります。
これが、すでに需要が見えている「戦いたい領域の規模」です。
今後ターゲットになりうる層の割合
メインターゲットの規模はおよそ7000人でしたが、これでは市場が小さすぎます。
そのため、今後メインターゲットになる可能性のある潜在層も視野に入れ、戦う価値があるかどうかを判断していきます。
敏感肌と乾燥肌は属性が近いため、乾燥肌の層も潜在的にターゲットになりうるとします。乾燥肌の層が敏感肌の層の5倍いるとすると、市場規模は合計で約4万2000人に広がります。
この4万2000人という数字が、狙う層に絞ってYouTube動画を発信した時の登録者数の最大規模の目安になります。
準備2:目的を叶える目標設定
戦う領域の規模を把握した結果、目的を果たすための目標が達成不可能だと判断したら、目的を変えないように目標を変えなければいけません。
目的を変えずに目標を変えるとは
わかりやすいように、先ほどの池と魚の例を用いて考えてみましょう。
目的 |
魚をたくさん食べて満腹感を感じること |
目標 |
そのために体長50cm以上の魚を5匹釣り上げること |
Question
上記の目標の達成が難しいとわかった時、どのように対処すればよいか
目的はあくまで「魚をお腹いっぱい食べて満足すること」です。
そのため、必ずしも体長50cm以上の魚を5匹釣り上げなくとも、目的を達成する方法は他にもあります。
例えば、体長50cmの魚と同じ分量の魚を用意するとしたら、何匹を用意する必要があるでしょうか。
狙う魚の体長を10cmに変えた場合、体積比で考えると、理論的には5の3乗=125匹分で体長50cmの魚と同等になります。
つまり、体長10cmの魚を625匹釣り上げることで、体長50cmの魚5匹分の満腹感を得られるということです。
もし池に50cm以上の魚は5匹以上いないが、10cm程度の魚であれば625匹以上いるということであれば、目的達成のために目標を変更することができます。
YouTubeの現場でよく使う方法
実際の現場に合わせて、先ほどの化粧水の例に置き換えてみましょう。目的はYouTubeを使った集客、および売上の増加です。
先ほどの例では、メンズメイク前につける保湿用化粧水で売上を伸ばすことが目標でしたが、目的達成の方法はこれ以外にもあります。
YouTube運用の現場でよく使われる方法は、以下の2つです。
❶ 届ける価値を切り替える
❷ 届ける価値の幅を広げる
❶ 届ける価値を切り替える
個人のYouTuberの場合、他にも発信できる内容があるのであれば、目的達成のためにジャンルやテーマを変更する方法が一般的です。
一方で、法人のYouTubeチャンネルでは、ジャンルを切り替えるのが難しいケースが多いため、集客先の商品を変更する方法が主流となります。
例えば、先ほどの化粧水の例でいうと、敏感肌専用のメンズメイク前に使う化粧水以外に、乾燥肌・敏感肌の男性向け化粧水があれば、その商品を軸にYouTubeからの売上増加を狙うなどです。
このように、「届ける価値を切り替える」という方法は、現在持っている武器を活かしつつ、それを切り替えて戦うことを主軸に置いたアプローチとなります。
❷ 届ける価値の幅を広げる
❶の「届ける価値を切り替える」では、ジャンルやテーマ、商品を切り替える方法を紹介しましたが、切り替えが難しい場合も少なくありません。
そんなときに活用できるのが、現在届けようとしている価値の幅を広げるというアプローチです。
例えば、YouTubeで扱うジャンルやテーマ、商品がすでに決まっている場合、ターゲット層も自ずと限定されてしまいます。
しかし、決められたターゲット層にのみアプローチするだけでは、目標達成が難しいことが分かっています。
この場合、ターゲットの幅を広げる以外に突破する方法はありません。
例えば、先ほどの化粧水の例を考えてみましょう。
敏感肌にやさしく、メイク用にしっかり保湿ができる商品には、「肌にやさしい」「保湿力が高い」「乳液よりさらっとしている」といった特徴があるとします。
この特徴を踏まえると、冬場に手や体の乾燥を抑えたいけれど、乳液やハンドクリームのベタつきが苦手という男性層が新たなターゲットとして浮上します。
この可能性を探るために、ターゲット層を敏感肌や乾燥肌の男性全般に広げ、冬場の乾燥対策まで含んだ内容を発信をするとしましょう。
すると、YouTubeを通して視聴者という消費者の反応が得られるので、これまでに気づかなかった真の需要を把握することができるようになります。
仮にこの推測が的中すれば、市場が大きく拡大できるでしょう。
たとえ外れたとしても、視聴者の反応というデータが得られるため、次のステップに活用するための貴重な材料となります。
登録者が全然増えない…
「自社でYouTubeを運用してきたけどなかなか成果につながらない。いっそのことやめる選択をした方がいいのかも…」というお悩みを抱えていませんか?
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準備3:チャンネルコンセプトの設計
目標が決まれば、次は具体的に目標を叶える手法を考えていきます。
先ほどの池の例を用いて、分かりやすく解説いたします。
チャンネルコンセプトとは
「50cmの魚5匹」という目標から、「10cmの魚625匹」という目標に切り替わりましたが、50cmの魚を捕まえる手法のままではいけません。
釣り竿や釣り針を変えたり、餌を変えたり、竿ではなく網で捕まえたりと、目標達成のための手法を変えなければなりません。
ここでいう「目標達成のための手法」が、YouTubeのチャンネルコンセプトに該当します。
じつは、この「目標達成のための手法」には2つの役割があります。
役割1:ターゲットとの親和性
釣ろうとしている魚が「食いつきたい」と思う餌や釣り方でなければ、狙った魚を釣り上げることはできません。
この「食いつきたくなる条件」を満たすことが、狙っているターゲットとの親和性を高めるカギとなります。
「食いつきたくなる条件」とは、ターゲットが求めている価値を提供することを指します。しかし残念ながら、その価値が何であるかはターゲット本人にしか分かりません。
それを知るためには、以下の3つの工程のうち、いずれかが欠かせません。
✔︎ サービスユーザーの声を集める
✔︎ 当事者になった前提で想像する
✔︎ web上でターゲットの声を調べる
当事者の視点に立ち、当事者がなにを求めているのかを考えて、挙げられるだけメモしてください。
求めているものをメモしたら、その中で価値を提供し続けられるものはどれかを選択していきます。
もし登場人物が、ターゲットと自分のみであれば、ここまでの過程だけで需要と供給が成り立ちます。
しかし、残念ながらここにはライバルという登場人物もいるので、2つ目の役割が必要になります。
役割2:ライバルとの差別化
目当ての魚を狙っているとき、自分の餌に食いついてもらうための工夫がなければ、ライバルにとられてしまう可能性があります。
釣り糸を垂らす場所や釣竿の特徴、餌の形状や種類、竿の動かし方など、何かがライバルと異なり、それがターゲットにとって「食いつきたくなる違い」であれば、勝ち取ることができます。
例えば、提供できる価値が「化粧水の塗り方」の場合を考えましょう。
もしライバルチャンネルの解説がわかりづらいなら、自分のチャンネルでビフォーアフターや手順などを加えてわかりやすくすることで、需要のある差別化ポイントを作り出せます。
このように、役割1と役割2がそろって初めて、チャンネルコンセプトが完成します。
準備4:YouTube運用のKPI設定
実際にYouTube運用を始めると、さまざまな困難に直面するため、これまでに決めた方針が頭から離れてしまうことがあります。
その結果、自分では目的地に向かって進んでいるつもりが、気づけばまったく違う島に上陸してしまっていたという状況によく陥ります。
そうならないためには、自分の船が目的地に向かっているかどうかを、定期的に羅針盤のような指標で確認をする必要があります。
その「目に見える羅針盤」にあたるものが、KPI(重要業績評価指標)と呼ばれる判断指標です。
YouTube運用におけるKPIの決め方
自身のYouTube運用におけるKPIを設定するために、まず自分が当事者になったつもりで、スタートからゴールまでの一連の流れをイメージしてみてください。
以下に、先ほどの化粧水の例をもとに、視聴者目線の一連の流れを記載します。
ここでのゴールは、「YouTubeを経由して化粧水の販売数を増やすこと」とします。
YouTube動画1本を視聴して動画の内容に関心を抱く
テーマに関してそのYouTubeチャンネルのほかの動画も視聴する
チャンネル内のある動画の終盤部にて告知されたキャンペーン内容に興味を持ちサービスページに移動する
サービスページ内の1ヶ月無料体験に申し込み、化粧水の使用感が気に入ったため、定期購入をすることにした
実際に購入ページへと移動して、購入ボタンから定期購入を確定した
このように、目的までの一連の流れを視聴者目線で想像すると、各段階での具体的な項目が浮かび上がってくるはずです。
この例の具体的な項目
STEP1:動画の視聴
STEP2:動画数本の回遊
STEP3:サービスページへの遷移
STEP4:無料体験の申し込み
STEP5:化粧水の定期便を購入
各段階での具体的な項目が浮かんだら、それぞれの項目に対応する「目に見える指標」を決めていきます。今回の例では、以下のようになります。
この例の目に見える指標
STEP1:視聴回数
STEP2:視聴者1人あたりの視聴回数
STEP3:YouTubeからの流入数
STEP4:YouTubeからの申込率
STEP5:YouTubeからの成約率
これらの中で、YouTube上の工夫によって大きく改善できそうな項目を考え、最も貢献度が高そうな項目を一つ挙げてください。
それが、YouTube運用におけるKPIとなります。
例として、目的の島まで航海する場合を考えてみましょう。航海では、船が進む「方角」と「走行距離」の2つが重要な項目だとします。
走行距離は船自体の性能や燃料の量によって決まるため、乗組員の工夫では大きく変えることは難しいでしょう。
一方で、方角は羅針盤の確認頻度や確認の丁寧さといった、乗組員の工夫次第で大きく変わる項目です。
つまり、この航海の場合のKPIは、方角になるということです。
このように、結果に寄与する項目の中で、自分たちの努力によってある程度コントロールできる変数を指標として選ぶことが、YouTube運用のKPIを設定する際に重要なポイントとなります。
まとめ【YouTubeに役立つ特典付!】
今回紹介した4つは、運用する中で少しずつ精度が上がっていくものなので、ある程度準備ができたと思ったら、まずは運用を開始してみましょう。
チャンネルの成長可能性を知りたいという方は無料の診断ツールをご用意したので、興味があれば YouTubeチャンネル診断ツール からお試しください。
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「改善できることはしているけど、本当に効果があるのかな」など、いまのチャンネル運用に関して不安やお悩みを抱えていませんか?
現在のチャンネルのパフォーマンスをデータの観点から効果測定してほしい…
そのようなテクニカルな観点からのアドバイスがほしいという運用担当の方も少なくないでしょう。すこしでも当てはまる方は、ぜひご相談ください。
筆者自身も教育系ジャンルを扱っていること、また理工系のバックグラウンドが強いことから、データから見る再現性の高い運用を強みとしています。ジャンルとしては、教育系全般ジャンル、および専門性の高いジャンルの運用サポートを強みとしています。
まずは、いま抱えている悩みをお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。今回の内容が参考になったという方は、YouTube運用をさらに加速させるための役立ち無料特典をダウンロードして、ぜひ日々の運用の参考にしてみてください。
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