【裏ワザ】YouTubeに同じような動画を投稿するとペナルティがある?
”YouTube投稿したいのに時間がない、再生もとりつつ楽できる方法はないかな…”こんな悩みをお持ちではありませんか?
YouTube運用を続けていると、誰しもこのようなことを一度は考えます。しかし、手間をかけずに再生回数も維持できるような、そんな都合のいい方法なんてあるのでしょうか。
いや、そんなものはない。他力本願ではなく、地道に努力するのみ。
本当はそう主張したいところですが、じつはこれがあるのです。その方法とはなにかというと、動画の再利用を駆使する方法です。
では、動画の再利用と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?
・同じような動画を再投稿すること
・その動画をもとに新動画を作ること
・他人の動画をそのまま流用すること
・再生が悪い過去動画を改良すること
動画の再利用について、良いものから悪いものまで、さまざまなイメージがあるでしょう。では、こんなことを耳にしたことはありませんか。
YouTubeでは、似たようなコンテンツや再利用されたコンテンツに対して、収益化の剥奪や、最悪の場合アカウントバンなどのペナルティ措置が設けられている
残念ながら、この風のうわさは本当です。動画の再利用についての理解が浅かったり、ルールに反したやり方をしてしまうと、YouTubeからペナルティを受ける可能性があります。
しかし、それと同時に正しく動画を再利用することができれば、いまYouTubeにかけている時間を大幅に削減できるチャンスにもなるのです。
筆者自身も、この方法を使ったことで動画1本あたり10時間〜11時間の節約、そして再生回数が2.5万回再生→4.3万回再生へと上がりました(3ヶ月分の投稿を連続で再利用)。
数値的には再生回数が大幅に伸びていますが、ここでは再生回数が上がったことではなく、時間を大幅に節約しながらでもこれまで通りの再生水準をある程度保つことができたという点にご着目ください。
ただ、この結果を見て、同時にこうも思いませんでしたか?
見かけ上の再生回数が良くても、視聴満足度やアナリティクスの重要な指標が下がっていたら意味がないのでは…?
そこで、YouTube運用において重要な指標の結果を以下にまとめました。
上表の中にある実効高評価率とは、高評価数を視聴回数で割った率になり、視聴者が動画を見たことで期待以上の満足を得たかどうかを表す指標になります。また、コメント率はコメント数を視聴回数で割った率になり、視聴者の感情がどれくらい揺れ動いたかを表す指標になります。
ここまでの内容を簡単にまとめると、動画の再利用をした後でも、やり方さえ間違えなければ再生回数や視聴者の満足度はしっかりと維持されるということです。
では、そのやり方とはどんな手法なのか。それを理解するためには、まずどんな再利用の仕方だとYouTubeからペナルティを受けかねないのか、どんな方法だと問題ないのか、そのルールを知っておく必要があります。
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YouTubeのペナルティ基準
ペナルティの対象としてよく挙げられるのは、タイトルにもある通り、重複した(繰り返しの多い)コンテンツや再利用されたコンテンツです。
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、他人の切り抜き動画にてあまり独自の編集を加えなかったり、元動画をまるまる使ったりしたせいでアウトになった、などのケースがわかりやすい例です。
このケースはまだ想像がしやすい例ですが、YouTubeのペナルティ評価には他にもさまざまなケースがあります。では、どんなコンテンツがダメなのか。
そもそも、再利用されたコンテンツというのは、第三者のコンテンツをそのまま流用、あるいは多少変えただけで自分の動画としてYouTubeに投稿すること、と定義されています。
一方で、重複した(繰り返しの多い)コンテンツとはなにかというと、過去に自分のチャンネルでアップロードした動画とあまり違いがない動画をアップロードすること、繰り返しのシーンが多い動画を投稿し続けること、と定義されています。
上記は、GoogleのYouTubeポリシーの内容をわかりやすくまとめた内容ですので、もし原文を確認したい場合はこちらのYouTubeヘルプをご確認ください。
再利用されたコンテンツの例
まずは、再利用されたコンテンツ、つまり第三者のコンテンツを利用する場合についてですが、すべてがすべてNGというわけではありません。では、どんなコンテンツだとペナルティの対象になり、どんなコンテンツなら許可されるのでしょうか。
例えば、ダメな例として挙げられるのは、他者が作成したコンテンツをそのままアップロードする場合、これは当然NGです。ほかにも、他者の著作物である動画を抜きとってただつなげただけの動画や、他者の動画や楽曲をとってきてピッチを変えてごまかした動画や、他者の動画や楽曲をくっつけただけのメドレーのような動画はNGとされています。
一つひとつ具体的な事例を確認したい場合は、こちらのYouTubeヘルプをご確認ください。
一方で、許可されている例として明記されているものもあります。例えば、他者の動画や記事等のコンテンツに対して、画面上に自分が登場して独自のレビューや発言を加える場合です。
画面の左下に再利用された動画の一部が表示されており、それに対して投稿主がレビューやコメントをしている動画を見たことがあるかもしれませんが、イメージをしやすいものでいうとこの例です。
ただし、注意点があります。この例はあくまで、YouTubeのアルゴリズム的にクリアしているボーダーなだけであって、再利用した元動画の著作権はその動画の投稿主にあるので、うまくやればYouTubeからペナルティを受けることはないかもしれませんが、もしその人が訴えてきた場合などは話が別です。
そのため、コンプライアンスを重要視する企業のYouTubeチャンネルや、クリーンなブランドイメージを必要とする運用者は、そもそも他者の動画は再利用しない方が無難です。
ただし、1つだけYouTubeにも元の著作権者にも再利用が許可されているケースがあります。それは、YouTubeのクリエイティブ・コモンズという制度を使う場合です。
YouTubeクリエイティブ・コモンズ
ほかの動画投稿者が「自分のYouTube動画は、概要欄にクレジット表記さえしてくれたら、元動画を編集して投稿したり、そのままの状態で投稿したり、商用利用をしたりしても構いませんよ」という許諾をしているコンテンツ
クリエイティブ・コモンズのライセンスにはさまざまな種類がありますが、YouTubeの場合はすべてCC-BYライセンスになり、これはクレジットの表記のみが利用者に課せられた条件になります。
つまり、クリエイティブ・コモンズのマークがついているYouTube動画は、YouTubeアルゴリズム的にも、投稿主本人的にも、クレジットさえ記載すれば自由に使ってもらっても構いませんという動画になります。
もし企業のYouTube運用担当者や、コンプライアンスを大切にしている発信者が他者の動画を使いたい場合は、このクリエイティブ・コモンズに協力しているクリエイターの動画を使うようにしましょう。
クリエイティブ・コモンズの利用法
では、どのようにしてクリエイティブ・コモンズに協力している動画を見つければよいのか。ここでは、最も確実性の高い2つの探し方を紹介します。
1つ目:YouTube検索のフィルタ
1つ目の方法は、YouTube検索欄にて自分が調べたいキーワードでクリエイティブ・コモンズの動画を探す方法です。
キーワードをYouTubeの検索欄に入力して検索した後、フィルタ機能をタップして「クリエイティブ・コモンズ」を選択します。そうすると、キーワードと関連度の高いクリエイティブ・コモンズの動画だけが表示されるようになります。
2つ目:CC Search Portal
2つ目の方法は、CC Search Portalという、クリエイティブ・コモンズの動画を調べられるサイトにて検索する方法です。
まずはサイトに移動して、検索欄にキーワードを入力します。例えば、料理と検索するとクリエイティブ・コモンズに該当する料理動画がヒットするので、使いたい動画があればその中から選択することになります。
見つけた動画を使う時の注意点
先ほどクリエイティブ・コモンズに許諾をしている動画の見つけ方を2つ紹介しましたが、1つ目の方法でも2つ目の方法でも注意点があります。それは、クリエイティブ・コモンズに許諾していない動画もヒットすることがあるということ。
そのため、必ず選択した動画の概要欄を見て、一番下のライセンス欄にクリエイティブ・コモンズ著作権表示必須ライセンス(再利用を許可する)という青字のリンクがついているかどうかを確認してください。
この表示がついている動画は、ご自身の動画の概要欄にクレジット表記さえすれば、さまざまな目的で再利用をしても問題ありません。
クレジット表記の仕様は特に決められてはいませんが、一般的には下記のような書き方をします。
・元動画のタイトル
・元動画のURL
・コピーライトマーク©︎ & 元動画の投稿年
・元動画のチャンネル名
参考までに、筆者がクリエイティブ・コモンズの動画を利用した際の概要欄の一部をキャプチャしたので、以下に貼付しておきます。
繰り返しの多いコンテンツの例
次は、自身の過去動画を再利用する場合についてですが、どんなものがダメで、どんなものがOKなのかを見ていきましょう。
じつは、他者の動画を使う場合は、明らかにダメそうな例がイメージできたので判断がしやすいですが、自身の過去動画を使う場合は、OKとNGのボーダーがあいまいなので、意外と戸惑いやすいです。
例えば、ダメな例として挙げられるのは、過去の動画の音程や速さだけを変えた動画や、ツールでテンプレートに当てはめて同じような動画を大量に複製した場合や、1つの動画内に同じシーンをくり返し詰め込んだ場合です。
一つひとつ具体的な事例を確認したい場合は、こちらのYouTubeヘルプをご確認ください。
一方で、許可されている例として明記されているものもあります。例えば、本編の大部分が異なるのであれば、冒頭パートとエンディングパートが毎回同じでもOKだったり、同じようなトピックスであっても内容が異なれば問題なかったりします。
要するに、視聴者が異なる動画だと判断ができて、且つしっかりと満足して視聴できるような内容になっていれば、YouTubeとしては問題ないということです。
登録者が全然増えない…
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うまく再利用すれば時間節約
これまでの内容で、YouTubeのペナルティに関する定義と、その一例について紹介してきました。しかし、まだあまり想像ができていないという方もいるでしょう。
ここからは、どの程度まで変えればよいのか、実体験をもとにした具体的な手法を紹介していきます。
冒頭でもお伝えしましたが、筆者自身は過去の動画をうまく再利用したことによって、動画1本あたり10時間〜11時間の節約、さらに再生回数は再利用前後で2.5万回再生(平均)から4.3万回再生(平均)へと変わりました。
では、いったいどのように過去のYouTube動画を再利用したのか。具体的なやり方として、3パターンあります。
1. 複数の過去動画を切り抜き
まず1つ目の再利用方法は、複数の過去動画を切り抜いてくっつける方法です。
総集編のように、シリーズものの動画をすべてひとまとめにするやり方と、各動画の要所要所をつなげて1本の動画にする、いわゆる自分の動画で切り抜きをするやり方の2つがあります。
総集編の場合は、ひとまとめにする本数が少ないと類似コンテンツとして認識されかねないので、本数が少ない時は冒頭とエンディングに別の編集を加えてあげるとよいでしょう。
各動画の要所要所をつなげる場合は、例えばつくりたい動画のトピックスが、過去の動画ですでに話したものであるのなら、それぞれ過去の動画で話している箇所を抜き取ってきて当てはめてあげるとよいでしょう。
ただし、すべてのトピックスを同じ動画から抜き出してくると、類似性が極めて高くなってしまうため、別々の動画から抜きとってくることをおすすめします。
また、抜きとってきたパートをつなげる時につながりがおかしくなるということであれば、シーンを切り替える挿入映像をトピックスごとに挟んだり、フリー素材を映像の上から被せたりすることで、違和感を解消することができます。
あくまで経験則になりますが、3本以上の動画を切り抜いてつなげると、問題なく別コンテンツとして認識してもらうことができました。
2本の動画を切り抜いてつなげる場合は、数箇所ほど別のフリー素材の映像を被せたり、順番を前後で入れ替えたりと、違う動画として認識してもらうための手間を多少加えてあげるとよいでしょう。
2. 過去動画のフリー素材変更
次は2つ目の再利用方法ですが、元動画のBGMや話している音声部分は変えず、一部の映像にフリー素材の映像を被せる方法です。
例えば、シーンを切り替える挿入映像の文字の大きさを変えたり、文言の言い回しを変えたり、使っているフリー素材の映像を別の素材と差し替えたりなど、あくまで一部を変えるやり方になります。
このやり方は元動画とあまり違いが生まれづらいため、差し替えるフリー素材の量が少なすぎると、重複コンテンツとして認識される可能性があります。時間の許す限り、フリー素材を差し替えるように心がけるとよいでしょう。
また、この方法はYouTubeとしてはクリアできますが、あまりにも元動画との投稿間隔が短いと視聴者側が覚えている可能性があるので、例えば毎年同じ時期に同じような発信をする場合などに効果的です。
3. 過去動画の順序を入れ替え
最後は3つ目の再利用方法ですが、元動画の要所要所の前後の順番を入れ替えるやり方です。
例えば、最初から最後までストーリーがきれいにつながっており、かつ入れ替えると話や主張が変わってしまうような動画では利用できませんが、おすすめのツール5選、失敗する人の特徴7つ、などのように各トピックが独立している動画の場合は、前後を入れ替えても問題はないため利用しやすいです。
過去動画を再利用する時の注意点
最後に、3つのパターンすべてに共通してこれだけは絶対にやっておかないとマイナス評価をされかねないというような、必須の作業があります。それは、タイトルとサムネイルを必ず変えること。
YouTubeのAIにとって、サムネイルとタイトルは非常に重要な要素です。そのため、動画の内容を変えても、サムネイルとタイトルに違いが見られない場合は、同一コンテンツとして認識される可能性があります。
デザインなどはガラッと変える必要はないので、最低でも使う文言やキーワードの前後の順番は変えるようにして、あくまでも別の動画という主張をするようにしましょう。
まとめ【YouTubeに役立つ特典付!】
✔︎ 他者の動画の無断利用はNG
✔︎ 視聴者が同じと感じる動画は避ける
✔︎ クリエイティブ・コモンズは有効
YouTubeにおける繰り返しの多いコンテンツや再利用されたコンテンツには、今回ご紹介したようなある程度のルールがあります。そのルールに従って、視聴者に価値を提供しつつ、コストダウンできるところは削減することができれば、YouTubeチャンネル運用をより効率化できるでしょう。
また、過去の動画をしっかりと作り込んでいれば、再利用した動画も同じく視聴満足度の高い、再生してもらいやすい動画になります。もし運用に時間をかけられないタイミングが訪れたら、今回の記事を参考にしてみてください。
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現在のチャンネルのパフォーマンスをデータの観点から効果測定してほしい…
そのようなテクニカルな観点からのアドバイスがほしいという運用担当の方も少なくないでしょう。すこしでも当てはまる方は、ぜひご相談ください。
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まずは、いま抱えている悩みをお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。今回の内容が参考になったという方は、YouTube運用をさらに加速させるための役立ち無料特典をダウンロードして、ぜひ日々の運用の参考にしてみてください。
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