【登録者が激増】YouTubeで動画をバズらせる方法を徹底解説

”しばらくYouTube投稿を続けているのに、なんだか動画の再生回数が微妙…”こんな悩みをお持ちではありませんか？

YouTube運用を続けていると、このような願望が一度は出てきたことがあるでしょう。

動画がバズると、再生回数が増えるのでそれだけ単純認知が増えます。1本の動画で登録者が1,000人以上増えるケースもあります。さらに、1本の動画がバズるとチャンネル内の他の動画も関連して再生されるようになるので、登録者の増加が加速されます。

これらの効果を見れば、一度でいいからバズってほしいと願う人がほとんどでしょう。じつは、バズる動画にはある1つの共通点があります。それは「視聴者が”いま”持っているなんらかの課題を解決している」ことです。

さらに、いま解決したい課題が深刻であればあるほど、そしてその課題に悩んでいる視聴者が多ければ多いほど、バズる可能性が高くなります。

課題の深刻度は「深刻度＝緊急度×影響度」と表せるので、最終的にバズる動画の要素は以下の3つに分けることができます。

この3つの要素をうまく組み合わせることができれば、自身のチャンネルにおいてバズる可能性を秘めた動画をつくりやすくなります。では、どのように組み合わせればバズ動画をつくることができるのでしょうか。

バズ要素を組み合わせた動画例

バズる動画づくりを目指すためには、まずバズる要素がどのようなものなのか、具体的にイメージしておく必要があります。例えば、皆さまの記憶に新しい大きな出来事でいうと、コロナ禍での動画発信でしょう。以下のサムネイルような動画企画を視聴したことがある人も少なくないのではないでしょうか。

イメージを膨らませるための一例として、コロナ禍でUberEats企画が人気を博した理由を、先ほどの3つのバズ要素に絡めながらひも解いていきましょう。では、当時を思い出してみてください。この時期は、国民全体に以下のような前提条件が強いられていましたね。

では、これらの前提条件とバズ要素の関係性を見ていきましょう。①の「長期間にわたる外出禁止令」により、視聴者は常に②の「他者との接触は最低限度」を強いられる環境にいました。人間は社会的な動物であるため、他者とのコミュニケーションが制限されて孤独感が増すと、ストレス値が増大してしまいます。

この時点で、「孤独感を解消しなければならない」という課題と、「すぐにでも解消したい」という緊急性が発生します。また、日本人全体でこの悩みが生じていることから、同じ悩みを持つ視聴者の数は非常に多い状態です。

ここまでの流れで、コロナ禍のUberEats企画は3つのバズ要素を兼ね備えた動画であることがわかると思います。では、なぜバズった動画の内容がUberEats企画だったのでしょうか。

ヒントは視聴者の声にあった

これらは、UberEats企画の動画を見ていた視聴者の声の一部ですが、その深層心理には「”人とつながっている感覚”を取り戻したい」という本音が眠っています。つまり、UberEats企画の「食べながら気楽に話す」というほのぼのした雰囲気こそが、この時期の視聴者にとってマッチしていたということになります。

今回はUberEats企画を例に挙げましたが、この例以外のバズ動画についても、一つひとつひも解いていくと以下3つの要素とうまく絡み合っているのです。

YouTubeでバズる動画とは

バズる動画の要素として3つ紹介してきましたが、その中でもひときわ重要な要素があります。それは「① いますぐ解決したい課題か」という時間的な観点の要素です。

YouTubeにおけるさまざまなジャンルのバズ動画の特徴を抜き出し、それぞれ共通点分析をしたところ、登録者がまだ多くないチャンネルでは特に「トレンド性」が強い要素であることがわかりました。そして、ここでいうトレンド性はさらに2つに分類することができます。

上図のように、トレンド性は「単発トレンド」と「定期トレンド」の2つに分けることができます。

単発トレンドは、iPhoneの新モデル発売や、ハンドスピナーの流行りなどのように、一過性のものなります。一方で定期トレンドは、冬場の肌荒れケアや、資格取得に向けた10月の勉強法などのように、一定の間隔で同じようなピークが訪れるトレンドになります。

これらのトレンド動画にはそれぞれ、動画づくりをする上で欠かせない、次のような特徴が含まれています。

YouTubeの単発トレンドの特徴

単発トレンドの動画は情報の鮮度が命です。そのため、投稿タイミングは話題が広がる前、特に1週間前から前日にかけて出すと効果的です。

投稿タイミングが早すぎると、投稿直後の再生回数がいまいち伸びきらないためコンテンツ評価が下がってしまい、逆に投稿タイミングが遅すぎるとライバルの動画で飽和してしまうので、タイミングが大切です。ただし、早く投稿しようとするあまりに手抜きをしてしまうと、動画の満足度が低くなるため動画が拡散されづらくなります。

では、満足度が高くなる動画とはどのようなものかというと、初心者（初見さん）が見ただけでもすぐに真似（理解）できるくらい丁寧で詳しい動画になります。

特に初心者ほど、より具体的であることを好みます。具体的というのは、解説がくわしいということだけでなく、イメージしやすいような配慮も含まれているということです。そのイメージしやすいような配慮の最たる例が、経験者ならではの実話や体験談、自身の言葉で語る考えなのです。

YouTubeの定期トレンドの特徴

定期トレンドの動画も、単発トレンドの動画と同様に公開のタイミングが重要です。定期トレンドの場合は、次にいつトレンドの波が来るのか事前に把握することができるため、やろうと思えばいくらでも早めに投稿することができますが、1週間前から前日にかけてのタイミングがおすすめです。

ただし、定期トレンドには注意点があります。単発トレンドの場合は、自分もライバルも短い期間で準備をしなければならなかった一方で、定期トレンドの場合は、投稿日に合わせて事前にいくらでも準備をすることができます。ゆえに、ライバルもできるだけクオリティの高い動画を出してきます。

つまり、単発トレンドの時よりも、定期トレンドの時の方がより丁寧で詳しい動画づくりを心がけなければならないということです。そのためには、事前にトレンドのタイミングを知っておく必要があります。

トレンドのタイミングを知るために使えるおすすめの測定ツールとしてGoogleトレンドというものがあるので、その特徴を以下にまとめました。

Googleトレンドを使うと、そのキーワードのトレンドのタイミングを知ることができます。特に定期トレンドのように、一定の間隔でトレンドが発生するキーワードに関しては、下図のように検索ボリュームのピーク（下図の場合は5月〜6月）を視覚的に把握することができます。

トレンド系以外のバズる動画

バズ動画の3つの要素のうち「トレンド系」について紹介してきましたが、ここからはトレンド系のように需要の波があまりないもの、いわゆる「非トレンド系」のバズ動画について紹介します。

非トレンド系の動画は、例えば「可愛くなりたい」などのように、常に一定の需要が存在するものになります。非トレンド系は大きく分けて2つあり、1つ目は常に目に見える需要がある「日常系のバズ動画」、2つ目は心の奥底の需要を満たす「欲求系のバズ動画」です。

日常系のバズ動画は、カレーライスの作り方や役立つライフハックのように、トレンドの時期に波がなく常に一定の需要があるものになります。視聴者（消費者）の口から「〇〇について知りたい」と発されることが多いので、需要に気づきやすいのが特徴です。

一方で欲求系のバズ動画は、動画の世界観を感じることによって自己肯定感が上がったり、懐かしさを感じて癒されたりなど、目に見えない需要が潜んでいるケースが多いのが特徴です。

もちろん、難易度としては日常系のバズ動画の方が狙いやすいですが、拡散スピードやコアなファン化が早いのは欲求系のバズ動画になります。それぞれのバズ動画の特徴について、以下に詳しくまとめました。

[非トレンド系] 日常系のバズ動画

日常系のバズ動画は、常に一定の需要があるというメリットもありますが、その分トレンドのあと押しも狙いづらいので、まだチャンネル登録者があまり多くないチャンネル運用者が狙うにはやや難易度が上がります。そのため、まず挑戦をするなら「トレンド系」がおすすめです。

しかし、扱っているジャンルではトレンドが発生しづらい、という発信者も少なくないでしょう。そんな時に挑戦して欲しいのが、日常系のバズ動画になります。

試してほしい具体的な手法としては2つ。1つ目は「自分と同じジャンルで伸びている動画の企画に寄せる」方法、2つ目は「自分のジャンルと似たジャンルで伸びている動画の企画に寄せる」方法です。

１. 同ジャンルの企画に寄せる方法

自分と同じジャンルでバズる可能性を秘めた企画を見つける場合、やることは至ってシンプルで、いまのチャンネルパワーでもバズる可能性が高い動画企画を見つければよいだけです。

では、そのような企画のヒントはどこに落ちているのでしょうか。それは、自分のチャンネルと同じく、あまりチャンネルパワーの強くないライバルチャンネルの動画一覧です。

自分のチャンネルと大差ないチャンネルでも再生されている動画は、同じく自分のチャンネルでも再生されやすくなります。さらに、もし見つけた動画と同じような企画が他のチャンネルでも同様に再生されていたら、自分のチャンネルで成功する可能性がより高くなります。

では、具体的な作業方法についてですが、まずはYouTube検索欄に自分のジャンルのキーワード（例：大学受験）を入れて検索してみましょう。そうすると、さまざまな動画が表示されるので、その中から地道に「登録者は多くないけど再生回数が多い動画」を見つけます。

もし見つかれば、それはお宝企画である可能性を秘めているので、タイトルに使われているキーワードと動画内容を参考にして、自身の動画づくりをしていきます。もちろん丸パクリはNGなので、内容のトピックスや演出方法など、あくまで骨格となる部分を参考に、内容自体は自分の考えや持っている情報を盛り込んでいきましょう。

バズる可能性を上げたければ、見つけたお宝企画のタイトルをYouTubeで検索し、他のYouTubeチャンネルの動画でも再生がとれているかを確認すると、より精度を上げることができます。

２. 似たジャンルの企画に寄せる方法

似たジャンルでバズる企画を見つける場合も、基本的には同様です。違うところがあるとすれば、「似たジャンルを見つけるまで」の過程が異なります。

自分のジャンルと似たジャンルとはどのようなジャンルなのかをイメージしやすくするために、筆者の活動ジャンルである教育系（受験）を例にとります。では、まず初めに受験の特徴を挙げてみましょう。

ざっと挙げただけでも、これだけの要素がありそうです。では、これらの要素が含まれているジャンルは、他にどのようなものがあるでしょうか。

例えば、わかりやすいところでいうと資格勉強は非常に近いです。また、実現できないと実害が出る場合の筋トレやダイエットなど（大会出場を目指す場合や、ルックス関連で精神的ダメージを受ける場合）も、構造としては比較的近いでしょう。さらに広げると、起業や本気度の高いスポーツなども似ているジャンルとして候補にあがります。

じつは、自分のジャンルだけで企画を見つけようとすると、早い段階でネタ切れの状態になっていきます。しかし、このように似たジャンルの動画構成や企画ネタなどを参考にすることで、まだ自分のジャンルでは確立されていない動画企画が生まれたりなど、新たな価値を生み出すことができます。

当然、それだけ手間はかかるので、YouTube運用担当者のメンタルや時間的なリソースと相談したうえで、挑戦をするかしないか判断するとよいでしょう。

[非トレンド系] 欲求系のバズ動画

欲求系のバズ動画は、狙うのが最も難しいです。視聴者からの要望やアンケート、コメントなどは目に見える形の需要ですが、欲求系のバズ動画は目に見えない形の需要を満たしてあげなければなりません。

例えば、「紅葉時期の京都で一人旅を楽しんでみた」という動画があったとします。一見すると、京都一人旅を予定している視聴者が、おすすめスポットなどの情報を取得するために視聴するかのように思えますが、実際には「ぼっち旅行を楽しめるような自立した自分になりたい」という視聴欲求が眠っていたとしたらどうでしょう。

含むべき価値は、「おすすめスポットの役立ち情報」ではなく、「堂々と楽しんでいる”やりたい”を貫いた姿」になります。このように、動画から感じとる価値や見続ける理由について、視聴者自身はうまく言語化できていないけど心の奥底では欲しがっているものが、欲求系の動画で狙うべき企画のコアになります。

ただ、これらは目に見えない需要のため、なかなか一筋縄では見つけられません。そんな時に試して欲しい手法が、上図で紹介した手順になります。

まずは、自分のジャンルに属している視聴者の声を集めるために、自分のチャンネルの動画、およびライバルチャンネルの動画の中で再生あたりのコメント数が多い動画を見つけて、ついているコメントに目を通していきます。

コメントを読む中で、視聴者が発信者に求めているであろうものを、書けるだけ書いていきます。例えば、今回の京都の例でいうと、「迷わないチケットの買い方・一人で入りやすいレストラン・紅葉がきれいなスポット・目的地のカップル率」などですね。

書き終わったら、それらの案に目を通していき、すべての案に共通する視聴者の本音について、推測レベルでよいので仮説を1つ作り上げていきます。この時のコツですが、視聴者はなぜこのコメントをしたのかを何度も問いかけることで、視聴者の本音が徐々に見えてくるようになります。

視聴者の本音について仮説を立てることができたら、今後の動画では視聴者の本音を満たしてあげられる企画ネタ、企画構成へと作り変えていきます。これが、いわゆるそのチャンネルだけの強みとなっていき、ライバルチャンネルとの差別化ポイントとなるのです。

まとめ【YouTubeに役立つ特典付！】

YouTubeでバズる動画のウラには、今回ご紹介したようにある程度の法則があります。もちろん、運の要素もゼロではないため、必ずしもバズるわけではありませんが、意識することで再現性をよりあげることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

また、以下に今回の記事の重要ポイントをまとめましたので、併せてご覧ください。

今回の内容をご覧いただいた上で、とりあえず誰かに相談してみたいと思った方は、ぜひ以下をご確認ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。今回の内容が参考になったという方は、YouTube運用をさらに加速させるための役立ち無料特典をダウンロードして、ぜひ日々の運用の参考にしてみてください。

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